ドラグニティ解説(遊戯王デュエルリンクス)
タイトル通りデュエルリンクスのドラグニティの解説です
筆者は1月のストラクチャーデッキexからドラグニティを使用し始め1月で無事デュエルキングになれました
2月はデュエルリンクスをプレイしていなかったのですが
ドラグニティの新規カードドラグニティクーゼが登場していたので復帰し今月も無事デュエルキングになることができました
デュエルリンクスの経験が豊富なわけではありませんがデッキに思い入れもできせっかくなので記事を書くことにしました
ストラクチャーデッキexを買ったりクーゼが当たったけど使いみちのなかった人や
よくわからんけどランクマで戦うときのために念の為知っとくかみたいな人にも読んでもらえると嬉しいです
〈ドラグニティの特徴〉
良いところを挙げるならドラグニティナイトアスカロンの高い除去能力が挙げられます
ターン制限のない除外で戦闘に頼らずモンスターを根絶やしにしやすいのは最大の強みでしょう
ワンキル力も高くドラグニティナイトヴァジュランダは相手のモンスターの上からキルラインを出せるのでカイトロイドのケアすらできます
しかし相手の妨害一つで動きが止まる手数の少なさが最大の弱点となります
ですが立ち回りでケアできる部分も多くあります
今回の記事では
・構築の紹介
・各デッキへの立ち回り(主に妨害のケア)
がメインになります
〈構築の紹介〉
メインデッキです
ドラグニティの構築として基本になるのは
・ドラグニティチューナーを4体以上
・レベル4鳥獣ドラグニティを6体以上
です
レベル4鳥獣ドラグニティはセナート以外でもドラグニティの神槍の装備先としてほしいです
ドゥクスが足りない場合ミリトゥムがいます
というかレベル4ドラグニティがこれしかいません
問題はクーゼがない場合で自身の効果で装備状態からssできるドラグニティチューナーが他にいないため代用品がありません
クーゼのない頃にデッキからドゥクスがいなくなり神槍やセナートの効果が使えなくなるといった事態が何度かあったのでアスカロンを出しやすくなった以外にもクーゼの恩恵は大きいです
ドラグニティの神槍はレベル4ドラグニティと合わせての初動でありワンキルや罠カードのケアなど用途は豊富何枚でもほしいです
ドラグニティアームズミスティルはクーゼと合わせれば初動になります
単純にモンスターの総数が増えるのでワンキルしやすくなる以外にも
堕天使の罠カードや禁じられた聖杯をような効果を無効にするカードを受けた際に墓地にクーゼかファランクスがいれば再び動き出せます
このカード+クーゼでアスカロンを出せエクストラを節約できるのも強みです
最近登場したムーンライトフュージョンのケアのために除去効果を使用したあとのアスカロンを墓地に送ることができ特にムーンライト関係のデッキと戦う場合勝敗に影響します
い今の環境では特に3枚ほしいカードです
この時点でデッキは16枚
残りのカードには魔法罠の除去カードが入ります
装備しているドラグニティチューナーにコズミックサイクロンを受けるだけでも妨害されてしまうので念入りにしておきたいところです
私はコズミックサイクロンや局所的ハリケーンを持っていないため禁じられた聖槍やダブルサイクロンにしていました
ここは妥協です
持っているならこれらに変えましょう
しかしパラレルツイスターに関してはそうではありません
モンスターによる妨害もうけるとほぼ止まってしまうので
エレメントセイバーにメンコされ続けるだけで負けが確定してしまいます
不知火の武士+墓地に宮司などもありモンスターでも伏せカードでも何でも除去できるカードが求められました
スキルで貼られた山をコストにすることで実質一度はノーコストで使え見た目ほど悪くないカードです
送りつけられたラーの使徒や先行で出されたおじゃまキングなどを対処できたりあってよかったというときは多くありました
他に何か入れるなら汎用カードクリボールがムーンライトなどへの勝ち筋になるのでオススメです
エクストラデッキです
アスカロンは初手でも立て主力モンスターなので2枚
バルーチャとヴァジュランダは基本的にこれらを経由してアスカロンを出すため2枚以上は必要
アスカロンの除去効果を使うための墓地コストとして必要がなくともこれらを挟む場合もあり合わせて3枚欲しいです
残りの枠はセナートの制約もありドラゴン族の6シンクロもしくは8シンクロになります
アスカロンの干渉できない魔法罠カードを破壊可能なスクラップドラゴンを採用しました
パラレルツイスターと同じく山を
他の候補としては閃光竜スターダストなどもありましたが結局2回以上の破壊やバウンス除外に耐えられないところはアスカロンと大差ないと判断しました
〈おまけ〉
クーゼが当たるまでを使用していた構築です
アームズレヴァティレンはクーゼ無しの場合にセナートと合わせての唯一の二枚初動です
しかしレヴァティレンに枠を取られてアームズミスティルが少ないのは辛かったです
結局クーゼを入手する前にこの構築でデュエルキングにもなれたのでクーゼを持っていない人にオススメです
〈ドラグニティの立ち回り〉
先行の場合
やることはアスカロンを守備で出します
目標にするのは次のターンもアスカロンがシンクロ召喚できるようにすることです
例えばセナート・手札コストドラグニティ・ドゥクス・何か
みたいなハンドなら迷わずにアスカロンをだします
しかしセナート×2・魔法罠除去カード×2
のようなハンドだとセナートセットエンドが良いでしょう
今の環境でアスカロンは本当に簡単に除去されたりその上でワンキルされます
このハンドで次のドローでアスカロンを出し直せるのはドゥクスのみです
次に基準になるのは魔法罠除去カードをひいているかです
先行は安全に展開できるときです
次のターンに行動できる保証が無いなら積極的に出すべきです
アスカロンが除去されてバルーチャを出した場合装備先2枚で生き残れそうな場合2枚でとどめておくほうが良いです
魔法罠ゾーンが埋まると次のターンでコズサイなどを発動する前にワンアクション必要になるからです
〈後攻での立ち回り共通〉
基本は伏せを剥がしてアスカロンで除去してのワンキルを狙います
前述したようにドラグニティは妨害に弱いテーマですがテーマカードのみで踏める妨害もいくつかあります
禁じられた聖杯タイプの妨害は神槍やアームズミスティル(墓地にチューナー必要)で突破可能です
剣闘獣の戦車やBFの手札から発動するカウンター罠それに汎用の天罰が予想される状況でも神槍とアームズミスティルで通すことができます
①ドラグニティを通常召喚
②神槍装備クーゼを特殊召喚
③槍装備したドラグニティを墓地に送りアームズミスティル
これでモンスター効果を発動させずにアスカロンまでたどり着くことができます
アスカロンは破壊されても2体目が即座に出せるのでここまでくればこちらのものです
特にBFのカウンター罠は手札で発動するので除去も叶わず覚えておくメリットは大きい動きです
アームズミスティルがない場合でも起動効果で装備を行うセナートなら禁じられた聖槍を発動したり神槍を装備して罠カードを受けない状態で効果を起動することができます
すすめるようなことでは無いですが神槍の罠カードが効かなくなるテキストを把握していないプレイヤーも多くその状態でカウンター罠を使ってくれることもままあります
〈テーマ別戦法〉
伏せを剥がしてワンキル以外に知っておいたほうがよい内容があるデッキを一部記載
〈ブラックマジシャン〉
ブラマジ側のアスカロンの除去手段はほぼ黒の魔導陣です
しかしブラマジorナビゲートを残すことも負け筋に繋がります
スクラップドラゴンで伏せに触ることでメインフェイズ中のナビゲートを強制し
アスカロンでブラマジを除外して盤面のリソース残さないようにすることが大切です
〈ムーンライト〉
アームズミスティルの解説で触れたようにエクストラから特殊召喚したモンスターを残さないようにするプレイが求められますがそうも言っていられなくなるのがムーンライトサーベルタイガーです
このモンスターは対象に取れないためアスカロンで除去ができません
その上攻撃力がとても高いです
山や粉砕がある場合は大切にして神槍をどう使うかが鍵になります
他ナイトヴァジュランダの攻撃力を倍にする効果も突破に重要です
しかしこれらを行うと必然的にエクストラから特殊召喚したモンスターがフィールドに残ってしまいます
結局向こうのほうが動きの精度が高いため厳しいです
しかしムーンライトもあまり汎用カードを積むスペースがあるデッキではなく
結局コイントスで後攻になってワンキルするのが一番楽です
〈クリストロン〉
とにかくグリオンガンドを出させないようにする必要があります
インゼクトロンパワードやアメトリクスがありワンキルも難しいので相手のモンスターを残さないことを第一に動きましょう
罠カードのクリストロンインパクトも残すとグリオンガンドに繋がってしまうのでスクラップドラゴンで伏せを除去します
長時合になりやすく雑にモンスターを使うとアスカロンを使い切ってしまいます
墓地のクリストロンインパクトもアスカロンの破壊時効果で踏み越えれるとはいえなるべく神槍を待ちたいところです
アメトリクスなど破壊された場合効果や墓地効果のあるモンスターも多くアスカロンの墓地コストも大切でかなりリソースを意識する必要があります
要求値はかなり高いですがスクラップドラゴンを残して展開できるとかなり勝ちに近づきます
〈ライトロード〉
アークミカエルによってアスカロンが簡単に除外されワンキル力も高く
他のデッキ以上にカイトロイドの警戒が必要になります
モンスターの上から攻撃力が倍になったヴァジュランダによるワンキルを狙いたいです
カイトロイドだけでなくタスケルトンを採用した構築もありますが
それがあるとだいぶ厳しくなります
〈終わりに〉
伏せ除去引けなきゃ勝負にならないなどと評されることも多いデッキですがリソース管理など気をつけてプレイすれば案外なんとかなったりします
クーゼも来てリンクス未実装の伸びしろも少なくメインボックスのSRやURが必要と敷居が低いデッキではなく素直にオススメはし辛いデッキですが
アスカロンの除去力など魅力もあります
BF組むときにドゥクスあたったりした人もいるでしょうしクーゼは一枚あればなんとかなります
興味がある人はぜひ触ってみてください
しばらくはドラグニティを使い続けられますように